日本人の眼球のサイズの平均は欧米人に比べて少し大きいようです。日本人は目は欧米人に比べて細い人が多いですが、眼球そのものは決して小さいわけではないということです。
欧米人に比べて眼球が大きいとどうなる?
この眼球が欧米人に比べて少し大きいということがコンタクトレンズを選ぶときに問題になることがあります。アメリカで製造されているコンタクトレンズは、当然アメリカ人の眼球を基準に製造されています。つまり、日本の眼球の平均的サイズよりも小さいサイズが多く製造されているということです。
BCが9.0~9.2mmという値の日本人は少なくありませんが、アメリカではこのサイズのBCのコンタクトレンズは少ないようです。そのため選べるレンズが限られてしまうということです。
もちろん、眼球のサイズは個人差がありますので、日本人でも眼球が小さい人もいます。自分のBCのサイズについては正確に把握しておくことが大切です。ちなみに角膜のサイズに対してプラス1mm程度のBCのコンタクトレンズを選ぶと理想的です。
欧米人に比べて眼球が大きい日本人は、アメリカ製のコンタクトレンズを購入しようと思っても、自分の目にあうサイズがないことがありますが、自分の目の正確なBCを把握し、正しいサイズのレンズを使用するようにしましょう。