初めてコンタクトレンズを購入する場合は、最初に眼科に医師に診察してもらわなければなりませんが、その際レンズはハードレンズをすすめる医師が多いようです。これはなぜでしょう。
ハードレンズは酸素透過性が高い
眼科の意志がハードレンズをすすめることが多いのは、酸素の透過率がソフトレンズよりも高く、眼の健康に良いと考えられているからです。眼にゴミが入るととても痛いのでハードレンズは苦手という人が少なくないのですが、この痛いというのも実は良いことで、ソフトレンズだとゴミが入っているのに痛みが少ないので気が付かず、眼を傷つけてしまうこともあるようです。
しかし、慣れるまでに時間がかかることや、装着したときの違和感はハードレンズのほうが高いです。ソフトレンズでも最近は酸素透過率が高くなっており、また1日使い捨てレンズであれば、細菌が混入したり、タンパク質や脂質が付着しても1回の使用で捨ててしまうので問題がないと考えることもできます。ただランニングコストはソフトレンズの方がかかってしまいます。
ソフトレンズの性能が上がり、ハードレンズの方が眼に良いというのは昔の話になってきています。最終的には予算と付け心地など、ケアの手間など総合的に判断すると良いでしょう。