コンタクトレンズの洗浄液には、ヨウ素タイプ・過酸化水素タイプ・MPS（マルチ・パーパス・ソリューション）タイプの3つの種類があります。それぞれの特徴を知った上で商品を選ぶようにしましょう。
3種類の洗浄液を比較
ヨウ素タイプの特徴は、消毒効果やタンパク質分解効果が非常に高いことです。そのため眼病予防に優れた洗浄液といえます。ただし、洗浄後中和剤で中和させる必要があり、アレルギーがある場合は使用は控えたほうが良いでしょう。
過酸化水素タイプも非常に強い消毒効果があります。ただ洗浄後しっかり中和しないと目を損傷させてしまうリスクがあり注意が必要です。カラーコンタクトは色素を溶かす恐れもあります。
これに対して、MPS（マルチ・パーパス・ソリューション）タイプは、洗浄・消毒からすすぎ、そして保存まで、すべてを一本で行うことができるオールインワンタイプです。手軽さと価格も安さから、現在最も人気が高くなっています。ただし、洗浄効果が上記の2つよりも低く、こすり洗いが必要です。
コンタクトレンズの洗浄液の成分は3種類あり、それぞれ特徴が使い方が異なります。どれを選ぶかは、それぞれの特徴、そしてメリットとデメリットなどを比較してから決めると良いでしょう。
