コンタクトレンズを使うとなると迷うのがソフトレンズにするかハードレンズにするか。見た目の大きさはもちろん、その名の通り、固さが異なる二つのレンズ。ソフトレンズにはソフトならではのメリットデメリットがあります。
ソフトレンズについて
その名の通り柔らかさが特徴のソフトレンズ。ハードと同様にプラスチック製ですが、水分を含むことで柔らかくなる素材です。黒目よりも大きめサイズでしっかりと瞳を覆うので安定感があり、つけ心地の良さもソフトならではです。小さなほこりやゴミが入った程度なら痛みを感じにくいのですが、それはメリットでありデメリットです。たとえ目に傷がついても気づくまでに時間がかかり、重篤な症状に陥ってしまうかもしれないからです。
また、最初は水分が含まれていてつけ心地が良いもののレンズが乾いてくると眼球上の水分が吸収されてしまうので、ハードよりも瞳が乾きやすいという点もあります。1日に長くて12時間程度までの使用で留めて置きましょう。ソフトは付けている時間は短ければ短いほうが良いのです。
柔らかくて装着感もよく、ハードよりもソフトを好む方が多いですが、メリットだけでなくデメリットもあります。ただ、最近はハードと変わらないくらいの酸素透過性のあるものなどデメリットを補う商品も出てきているので、ソフト・ハードにこだわらず自分に合うレンズを探し出してください。