最近では、コンタクトレンズをインターネットで気軽に購入することができますが、購入する際、BCと略されるベースカーブのデータが欠かせません。ベースカーブが合っていないとトラブルの原因になることがあるからです。
BCが合っていない事で起こるトラブルとは
ベースカーブの略であるBCとは、コンタクトレンズの曲がり具合を示す数値になります。人間の瞳は球体のため、コンタクトレンズも瞳によりフィットするように曲がって作られているのです。瞳の曲がり具合は人によって異なります。ですから、自分に合ったレンズを購入するためには、自分の数値を事前に知っておく必要があります。では、BCが自分の瞳に合っていないとどんなトラブルが起こるのでしょう。まず、自分の瞳のカーブよりも大きい場合には、コンタクトレンズが安定しないため、ずれやすくなっていまいます。逆に小さい場合には、瞳に圧迫感や違和感を感じることが多いです。ひどい場合には、角膜とレンズの間に空気や涙が入る余裕がなくなっていまい、レンズが外しにくくなったり、ドライアイになってしまったりします。
コンタクトレンズをインターネットで購入する際は、トラブルに合わないためにも、事前に自分のベースカーブの数値を確認しておきましょう。同時に、日本人の目の大きさやカーブを考慮して作られている国内処方のレンズを扱うショップでの購入がおすすめです。