外出中に目に違和感を感じコンタクトレンズを外した際に、保存液を持っていなくて「水道水を代わりに使っても良いのでは」と考える方もいますが、実は非常に危険な行為なのです。
急に外す事になった場合の対処は
日常的にコンタクトレンズを使用していれば、急に外さなければいけない状況はあります。保存液が無い場合、目の塩分濃度と同じ生理食塩水や目薬を使った代用方法を見かける事もあります。しかし、レンズの洗浄効果は無く、反対に微生物が付いてしまう可能性もあります。水道水には、アカントアメーバと言われる微生物が含まれている場合があり、万が一コンタクトレンズに付着した微生物の存在を知らないまま装着し続ければ、目に悪い影響を与える事もあります。最悪の場合は手術により処置をして治療に多額の費用が発生する事となります。更にレンズの変形が起き、それを目に入れてしまうのは非常に危険な行為と言えます。近くにコンビニや薬局があれば保存液を購入するようにしてください。保存液を使えない状況であれば、レンズを潔く捨ててしまう事も大切です。
手軽だからと言って水道水の使用は非常に良くない為、携帯用の保存液やメガネまたは、替えの新しいコンタクトレンズを持ち歩くようにして、普段から気を遣う事が大事です。
